プライド
お盆で家族が集まれた時に地元用の宿題はお父さんに託していたんだけど,29日にきょうだいの会でゆのとお父さんがまた名古屋に来てくれることになったので,もう少し頑張れる時間ができた.
智は勉強するくらいなら習字したいと習字には前向き.
練習を重ねてどんどん上手に書けるようになってきた.
楽しくかいてほしいから,手を持ったりはしない.
「筆立てて!」「トンと止める!」とかの掛け声をかけつつ,各課題を数枚ずつ書く.
生意気なことに2枚くらい書き損じるとイライラしてきた.
なんとか各1枚納得いくものを書き,名前を書こうとして,地雷発生
「ぜい」の方は小学校名もいるということで「〇〇小」と書かなければいけないよと声をかけた.
まだ漢字を習っていないので,小の字の書き方を説明はしたけれど・・・ほとんど見てなかったんだろうね.
左はねから書いたから,真ん中の縦棒がぶっとくなった.
もうその失敗が許せない.
鳴きながら怒りだした.
「こんなコアラの鼻みたいなのだめだっ!!!」
・・・コアラの鼻?
確かに言われてみればそう見える・・・ぷぷっ
笑いをこらえながらなんとかはげます.
「お母さんだって長いこといっぱい練習して書けるようになってんで.しかもそれでも一回で上手には書けないんやから,ともくんなんてちょっと練習してこれだけかけたらすごいよ.このまま名前最後まで書いてみようよ.」
すかさず,智行
「ともくんは練習しなくてもお母さんより上手に書けるはずなんだからっ!!!
失敗するなんてっっ.ばかばか・・・」
ふーん,そうですか.
この悔しさをバネに上を目指してくださいよ.