チャイケモハウス
そしてイベントのもう一つのメダマ,チャイケモハウスに泊まる
ここは小児がん専門治療施設.
入院生活が長くなると考えさせられるQOL(Quality of Life)
小児がんの治療は長期間になることがほとんどで,
小児科に入院すると,兄弟児などの子供は病棟に入ることが許されず,治療が終わるまで,兄弟と過ごす時間は極端に制限されることが多いように思う
大部屋での生活ともなると居住スペースは限られ,プライバシーはほぼなくなる.
シャワーも時間制限があり,順番も決まっている.自分のタイミングでは動けない.
そんな不便をすべてクリアしてしまうこの施設.
個々の部屋に出入り口,キッチン,ふろ,トイレ,洗濯機が備え付けられており,兄弟児を含む家族で生活できる
施設内に診療所があり,医師,看護師が常駐していて,自分の部屋で治療を受けられる.教室もある.
設立当時から気になっていた.
問い合わせしたこともあったが,まだボランティアスタッフなど受入れ準備が進んでいなくて入所には至らなかった.
今の病院にかかってなかったら,元気にキッザニアに行けていないのかもしれないけれど,標準治療を受ける子ならばここは夢の病院だと思った.
楠木先生ともお話しさせてもらえて,本当にやさしくて子供や家族の気持ちの面もしっかりと考えてくださる素敵な先生だった.
スタッフさんとも話すことができ,思いやりが伝わってきた.
感動することばかり.
今回のイベント参加の家族のためにボランティアのマジシャンの方に来てもらうというおもてなしを受け,またまた感激.
QOLを一番に考えてくれる雰囲気がひしひしと伝わってきた.
人のために動けるって心が豊かじゃないとできない.
私にもできること・・・探していこうと思います.